学生団体を創って1年で分かったこと/気付いたこと

1周年

こんにちは! OthloTech運営代表の@pokohideです!

OthloTechは去年の5月に立ち上げたので、今月でちょうど1周年を迎えました。現在OthloTech運営チームは7人のメンバーによって構成されていて、これまでのイベントの参加者数は合計で400名, ユニークで140名を突破しました🎉。ありがとうございます!\(^o^)/

過去のイベントやブログ記事はここに載っているので、OthloTechを知らないという方は一読いただけると幸いです。

ちなみにOthloTechは オスロテック と読みます(笑)

はじめに

※ この記事は@pokohideの経験や考えに基づくものです。

1年前にOthloTechを創るまで学生団体に所属したこともなければ、特に外のイベントにも参加したことのなかった自分が学生団体を創って1年で気付いたこと、分かったことをまとめました。

この記事は学生や、これから団体を作ろうと思っている人、すでに活動されている人に向けた記事です。

1年経って気付いたこと/分かったこと

Othlo名刺

OthloTechでは立ち上げ当初、どのように認知してもらうかということで名刺を作ることにしました。

Othlo名刺
  • すでに当時の運営メンバーに自分の名刺を持っている人が何人かいた
  • 立ち上げ当初であったためこれからどれだけメンバーが増えるか検討がつかなかった
  • また、メンバーが増えるたびに名刺を新しく発注する資金もなかった(/_;)

という理由により、個人名は載せず団体情報のみの団体名刺を作りました。

当初はこの名刺をひたすらばらまいていました。東京に行く予定がある学生がいれば、団体名刺を数十枚渡して、「東京でばらまいてきてーw」といった感じで。なので、知らない間に名古屋より東京でOthloTechの認知度が上がっていた。という状況が起こったりしました(笑)

現在は、ブランディングのためにも運営メンバーからのみ名刺を渡すことにしています。

社会人とのやりとり

Better Way

OthloTechを創った時期やインターンの時期が重なって、いきなり企業との接点が増えました。敬語もよくわからないし、どうやってアポを取ればいいかも分からない。最初はイベントの打ち合わせ日を決めるだけでも一苦労でした。

これはある方からの受け売りなのですが、この言葉を言われて以来気をつけている事があります。

「企業にとってはMUSTではなくてBETTER」

という言葉です。

企業にとって学生団体に協賛することは、MUST(必ずしなければならないこと)ではなくBETTER(したほうが良い事)にすぎないのです。

「これは企業にとってもメリットのある提案だ!これを提案すれば、きっと企業も協賛してくれるはずだ!」

と思っていた企画でも打ち合わせ日すら決まらない…そんな経験もありました。

企業との連絡で、個人的には「いつ空いていますか?」はご法度だと思っています。必ず「こちらはいついつが空いているので、ご都合がつく時間を教えてください」というように、こちらの空いている予定を伝えた上で、その中からお互いに都合が付く日にするといった方法にしています。

個人情報には気をつける

これはもしかしたら、常識かもしれませんが僕は知らなかったので。

OthloTechでイベントを開いていく中で参加者の個人情報などを保管する必要が出てきました。OthloHack2016で参加者の個人情報を協賛企業に送るなどそういった場面も出てきました。(参加者同意のうえ)

そういった個人情報を含むデータを送る時には、データを暗号化して暗号化データをメールで添付して、その後パスワードだけを送るというように、片方のメールが盗まれても、個人情報は流出しにくいようにしてね。と言われて、勉強になった経験があります。

GoogleDriveにスプレッドシートを暗号化するといった機能は提供していないので、CSV形式でダウンロードしてから、外部サービスやソフトでZIP暗号化するといった流れがいいと思います。

この辺りを参考にしてみるといいかもしれません。

学生団体の難しさ

正直、始めの頃は「学生団体を創ること」と「起業」の何が違うのかが分かりませんでした。

やれる事、やっている事も大差ないだろう。せいぜい責任がより伴うくらいかな、そんな感じでした。しかし、との起業との違いは主に2つあります。

  • 学生主体であること
  • 給与が発生しない

この2つはかなり実際に運営していて難しいところだなと痛感しています。

学生主体であること

学生主体ということは、月日が立てば必ず代表が変わる時期が来ます。そして、引き継ぎといった作業が発生します。

人のノウハウや人との繋がり、コミュニケーション能力などは完全に引き継げるものではありません。基本的に代表の質などは減少傾向になると思います。これはどうしても起きてしまうことで、能力を100%引き継ぐことが出来ないからです。たまにスゴイヤバい奴(できるって意味で)が出てきて、一気にパワーアップすることもあるでしょう。しかし、この潮流からは抜け出せないので、「ミーティングの議事録を取る」など、言語化できるものは残すといったルールを決める必要が出てきます。

また、これは協賛してくれている会社側にとっても言えることで、来年も活動しているか分からない団体に協賛してくれるかという信頼問題にも繋がります。

給与が発生しない

学生団体は基本的に給与は発生しません。その上で、あるミッションに向かって突っ走っていかなければなりません。そのモチベーションを保つためにお金ではなく、別の何かを見つける必要があります。

「自分が楽しいから」や、「世の中をよくしたいから」など人によって様々。この答えは未だに分かりません…誰か教えてください(´・ω・`)

さいごに

OthloTechは今月で1周年を迎えました。これからもOthloEventもくもく会など開催していきます。

運営に興味を持ってくれた方も、気軽に連絡してくれたら嬉しいです。