スマホでいい感じの写真を撮るために覚えておくといい4つのこと
はじめまして、ライダーです。
この記事はOthloTech Advent Calendar 2016の22日目の記事です。

高いカメラは、割に合わない
突然ですが、高いカメラは割に合いません。
背景
月に1回程の頻度で、OthloEventというタイトルでイベントを開催しています。こうして名古屋を中心とするエンジニア/デザイナー界隈を大いに盛り上げているOthloTechですが、そのためにはやはり盛り上がっている模様を(たまには誇張もしつつ)アピールする必要がありますね。
そこで必要になるものが、写真です。
「百聞は一見に如かず」です。「140字より1枚の写真」です。
どうせ、ツイートするんでしょ?
ぶっちゃけ、イベントで撮るほとんどの写真はイベントレポート記事やツイート以外に用途ナシです。もったいないですね。
また、ご存知の通りSNSに投稿された写真は多くの場合圧縮されます。
試しに.png
の画像を添付しツイートすると、表示されている画像は.jpg
に変換されていました。
ダウンロードして容量を比べてみると、環境にもよりますが
オリジナル写真(PNG) | Twitterによる圧縮後写真(JPG) | |
---|---|---|
サイズ | 477KB | 66KB (※ リサイズ前の:origで比較しています。) |
なんと12%ほどにまで圧縮されていました。当然画質も落ちます。
ここまででわかることは、「こだわるのはカメラじゃない!!」ということです。高いカメラを購入してもその真価を発揮できません。
ちょっと釣りくさい見出しでしたが「高いカメラは高いだけだ!スマホで十分だ!」とディスっているわけではありません。僕はいまむしろ、高スペックな新しいカメラがほしいです。
こだわるべき4つのこと
そう、こだわるべきは、カメラではない。
それでは本題です📷
1. 水平線を揃えろ👏
写真に限らず、ダサいものって大体何もかも揃ってません。フォントとか色とか余白とか大きさとか、言い出すときりがないほどです。もちろん、あえて揃えないとか揃えるとダサいとかってのも沢山あるわけですしそれは一切否定しませんが、基本的にはまず揃えるべきだと僕は思います。
水平線を平行に
写真において揃えるべきことはこれです。
読んで字のごとく全くそのまま、水平線を平行に撮ることです。

大げさな例ですが、こういうことです。
そのほかにも例えば、部屋と壁の境目とか、柱とか、ポスターとか…
線が認識できるものを撮る時はこのグリッドに対し平行になるようにスマホを構えてみてください。
こうすればきっと、写真がちょっといい感じに見えるようになるはずです。
カメラアプリ標準機能、グリッドを使う!
スマートフォンのカメラアプリには、グリッドを表示させる機能が備わっています。
これで水平かどうか、よりわかりやすくなりました。
2. 構図に収めろ💪
写真を撮るコツとして、「構図」を意識すると良いです。
分割法
代表的な構図に、二分割法、三分割法がありますが、基本的にはどちらも同じような考え方です。
また、これらの構図は上述したカメラアプリのグリッドを表示させるだけですぐに取り入れることができる簡単な構図ですのでまずはこれをマスターしましょう。

左の写真では、線が交差する位置にカモを配置しています。
一方右の写真は、区切られたエリア内にそれぞれの要素を配置しているイメージですね。
個人的なおすすめは、三分割法です。
3. 極端な白黒は避けろ✊
いわゆる、白飛び、黒つぶれと呼ばれるものは出来る限り避けましょう。
白飛びは、主に光源もしくは光が強く当たっている場所を撮影する際に起こる現象です。黒つぶれはその逆ですね。
これらは、そこに一切の情報を持つことができていません。まさに白か黒!さらにコントラスト(ここでは明暗差)が強くなることでチカチカと煩い写真になってしまいがちなのです。
しかしながら、僕はこの項目は優先度を低めにしています。なぜなら、この記事で目的とする写真は本格的な補正をするつもりのないものですから、被写体がちゃんとした明るさで写っていることの方がよっぽど重要だからです。
4. フィルターをかけろ👌
最後になりましたが、これが一番大事かもしれません。
ありがたいことに、今や、写真を扱う大体のアプリケーションには写真フィルターをかける機能が付いています。
フィルターというのは、写真補正(加工)の組み合わせに名前をつけたものです。
ピザにフィルターをかけてみる🍕🍻

お好みのフィルターを選ぶ。今回はバザールというのを選んでみました。 そうすると、左のちょっと冷めてそうなピザが、少しばかり温かく見える気もしますね〜〜!
フィルターかけるついでに上下二分割にトリミングしてみました。

まとめ
- 水平線を揃えろ
- 構図に収めろ
の2点に関しては、撮影後にトリミングすることで、より正確に、楽に、水平線を合わせ構図に収めることができますよ😆
動作確認環境
iOS(iPhone7Plus)10.2
Android(Nexus5X)7.1.1
おわりに
偉そうに書いてしまいましたがどうだったでしょうか?
すぐに実践できるものばかりを集めましたので、この機会にぜひお試しあれ!
2016年、ありがとうございました。良いお年を🎍